テレビ東京系の、まぁ主人公がよく食べる『ドラマ24 孤独のグルメ season6』、原作者が
お酒好きで、ドラマが終わると現実版に満面の笑顔で登場し、お酒で喉を潤しています。
一方、こちらもテレビ東京の『ワカコ酒3』、原作は新久さん。どちらもしがないサラリー
マンとOLさんが、美味しい物を食べ、美味しいお酒を呑むのを、羨ましそうに見る番組です。
また、お酒と言えばWOWOWの『銘酒誕生物語』。不定期で放送されていますが、毎回、
素晴らしい日本酒が2つ紹介されています。つい先日放送されたのが、名古屋県名古屋市の
萬乗醸造所『醸し人九平次 純米吟醸』世界が尊敬する日本人100人の1人に選ばれた事がある
蔵主さんですが、作られた日本酒は、ワインからヒントを得た物で三つ星レストランで使用
されているそうです。常に人気清酒ベスト3に入るほどの物で、良い水にこだわって、仕上げ
も低音での瓶火入れまでして殺菌と真空加工を行っています。
当初は『どんなお酒を作りたいか』という問いかけに対するまともな答えを見つけられな
かったそうですが、ワインの王様 ロマネコンティ70万円のものをヤケクソで買って試飲し、
そこから得られた答えは『上品、優しい、懐かしい』をテーマとした高級なワインをも凌ぐ
お酒。今では、『日本酒の価値を高めるために日本酒を作っている』と答えられるように
なったそうです。
もう1つの酒蔵は、京都伏見藤岡酒造『蒼空 純米吟醸』。父親の死から藤井杜氏の力を
借りて立ち直るも、阪神淡路大震災、そして廃業。一旦は酒問屋に転職するも、想いは断ち
切れず再び修行し、10分の1の規模で、藤井杜氏の力を借りずに再スタート。
蔵に合った米の蒸し加減を見つけるのに4年かかったそうですが、そうして生まれたのが、
シルクのような『蒼空』。500mlという小さなサイズですが、ベネチアの瓶に納め、ラベル
張りまで全て手作業で行っています。蔵主の『良い酒は必ずや天に通じ 人に通じる』と
いう引き継がれてきた言葉が印象に残っています。
こうした番組を見ていると、本当に日本人に産まれて良かったと思うのであります!
良く食べ…良く呑む…日本人だからこそ味わえるこだわりの味に感謝です!!