ティータイム

組子細工に魅せられた日本人とアメリカ人

2017-4-17 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

4月13日放送の『世界!ニッポン行きたい人応援団』“組子細工”心から愛すアメリカ人を

ご招待!の回、ご覧になられましたか?今回は組子が大好きという家具職人のアメリカ人

ジェレミーさんが主役でした。

 

組子とは木材だけを組み合わせて作る接着剤を使わない装飾技法のことで、ジェレミーさんは

5年前にたまたま手に取った組子の本に感銘を受けたのがきっかけで好きになり、今では

仕事を辞めて、ネットで自作の組子を売るまでになっています。

 

ジェレミーさんの夢は「ニッポンの職人さんに組子を教わること」。 訪れたのは長野県

飯田市にある工房。 高い組子の技術を持ち新しいことにも挑戦し続けている憧れの塩澤

さんが今回のメインのお相手。

 

目の前で塩澤さんの組子作りを見せてもらい、組子作りに欠かせない道具「葉カンナ」と

いう組子専用の道具の使い方を教わります。 葉カンナは、普通のカンナと違い、三角形の

刃で正確な山型に削れるので 木を美しく組み合わせることができる道具です。

 

最後に、塩澤さんが誰にも見せたことがない、個展に向け行っている作品作りを見学させて

くれ、そればかりか35,000個もの木片を使う目玉作品作りを手伝わせてくれます。「人生で

一番緊張する」と話すジェレミーさんでしたが、そんなジェレミーさんにここまでしてくれ

たのは、この塩澤さんもまた、仕事を辞めて小さい時から憧れていた組子職人になっという

重なるものがあったからかも…

 

いつもの事ですが招待される外国人の方が本当に熱心で、それを受けとめる日本人も心を

開いてのおもてなし。最後には塩澤さんが工夫して作ったという秘密の道具を見せ、また、

ジェレミーさんのために刃の調整をしてくれた葉カンナまでプレゼントしてくれます。

 

いつも心温まり、日本の良さも再発見させてくれる良い番組です…。素敵な人に出会え

ると、心が洗われるようですし、なぜかホッとして嬉しくなりますね。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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