今日は宝くじの日です。「く(9)じ(2)」の語呂合わせから、第一勧業銀行(今のみずほ銀行)
宝くじ部が1967(昭和42)年に制定しました。引き取り手のない賞金は毎年200億円以上
あるそうですが、毎回夢を買い求めている私には信じ難いお話。今は宝くじの当選確認を
売り場が機械で確認してくれるのだから、これを利用する限り、漏れなど起こるはずが
ないのに、自分で確認してダメだと思い込んで捨ててしまうのでしょうかねぇ。誠に・・・
勿体無い話です。そんなこんなで、毎年この日に宝くじの時効(1年)を防止するため、
はずれ券を対象にした「宝くじの日お楽しみ抽選」を行っているのだとか…。
効果あるんですかねぇ・・・
宝くじ(たからくじ)は、日本において当せん金付証票法に基づき発行される富くじのこと。
富くじというと何となく時代劇のイメージですが、正式名称は「当せん金付証票」。なお、
賞金付きの籤を購入する賭博一般を指す普通名詞は「宝くじ」ではなく「富くじ」が正式
だそうです。
「当せん金」「抽せん会」などの「せん」の字は、漢字では『選』ではなくて「籤」
(せん、くじ)と書くのが正しいとか。「籤」が当用漢字に入れられなかったため、
法令では「当せん」と書かれるのだそうで。「当選」という表記は新聞協会が定めた
「同音の漢字による書きかえ」であり、国語審議会の「同音の漢字による書きかえ」には
掲載されていないようです。新聞ともあろう事が…。でも、もう認めても良い気もしますが…
日本では、富くじ自体は刑法第187条により富くじ罪として犯罪として規定されています。
しかし、宝くじは当せん金付証票法に基づく根拠法と、刑法第35条(法令又は正当な業務
による行為は、罰しない。)があるために発売できるとのこと。海外の富くじを日本国内で
購入できないのは当せん金付証票法が外国の富くじを対象としていないためで、だから
話題にものぼってこないのですね。ただし、海外で購入して海外で賞金を受け取るので
あれば合法だそうですが、海の外に出られない私には無縁なお話でした…。
それにしても高額宝くじ・・・なかなか良縁に恵まれないものですねぇ・・・