今日11月5日は、「いいりんごの日」です。勿論語呂合わせから名付けられ、
青森県で制定された記念日ですが、実は毎月5日もりんごの日で、さらに、
長野県では、長野県産りんごの代表的な品種である「ふじ」がこの時期
最盛期であることと、「11.22」を「いいふじ」と読むことから、11月22日を
「長野県りんごの日」と制定しています。1962年に青森県で誕生した「ふじ」
ですが、いかに愛され「ふじ」が広まっていったかがよく分かりますね。
そんなりんごですが、日本の農林水産省に登録されている品種は177種で、
うち品種登録が維持されているものは85種。多くの有名品種は誕生年が古く、
品種登録されていないそうですが、世界中では数千から1万以上の品種が
存在するとみられているようです。そんな中でも、なんと世界一生産量の
多いりんごが「ふじ」ということだそうです。
りんごの起源はおよそ4000年前。人類が食した最古のフルーツと言われて
います。そう言われてみれば、アダムとイブの話の中にも、禁断の果実として、
りんごが登場していたような…。ただ、創世記の中では、具体的にりんごの
名前は書かれていなかったそうで、いつから『禁断の果実』が『りんご』に
なったんだか・・・
欧米では、昔から「1日1個のりんごは医者を遠ざける」のことわざがあるほど
栄養価が高く、体内の塩分を排出するカリウムや食物繊維、有機酸やビタミンC、
ミネラル類が多く含まれています。高血圧予防、血中コレステロールの降下、
便秘解消、疲労回復、虫歯予防と多くの効能が知られ、ポリフェノールなどによる
抗酸化作用や、脂肪低減作用、老化防止効果も期待されています。
寒くなってくると、りんごを半分に切ってドーナッツ状にし、そのまま焼いた
焼きりんごなんか食べたくなりますよねぇ…。