このマーク、ご存知ですよね。特定保健用食品(通称:トクホ)です。
トクホは、個々の製品ごとに消費者庁長官の許可を受けていて、
保健の効果(許可表示内容)を表示することのできる食品です。
他の食品と違うのは、からだの生理学的機能などに影響を与える
成分を含んでいて、血圧、血中のコレステロールなどを正常に
保つことを助けたり、お腹の調子を整えるのに役立つなどの
特定の保健の効果が科学的に証明されているということです。
私も、少々?太り気味なもので、ヘルシア緑茶などを飲んでいましたが
色々調べていくと控えた方が良いかなと思うようになって、トクホそのものに
疑問を持つようになったのです。
エコナでも色々と問題が指摘されていましたが、このヘルシア緑茶も…。
その有効成分である高濃度茶カテキンが原因と疑われる肝臓障害が
何年か前にカナダで報告されました。
実はフランス、スペインでも12件の肝臓障害が報告されており、
販売禁止措置もとられているものなのです。
ところが日本でトクホに許可した厚労省は、審議の議事録さえ
十分に取らないずさんな審査しかしていないことも判明しており、
飲む場合には、それなりに注意が必要と言う訳です。
トクホ(特保)と聞くと、国が認めているものだし、どうしても『体に良い』
『害のない』印象ばかりが先行してしまって、何の疑いもなく手にしてしまいがちですが
よくよく考えてみれば、そんなに高いお金を支払って買う価値があるのか、
もっと本来の食生活を見直すべではないのか…と反省させられるのでありました…。