またまたトランス脂肪酸ネタになりますが、先日、ある喫茶店に言ったところ
コーヒー用ミルクについて、「弊社ではトランス脂肪酸含有量0.009%のもので・・・」と
少ないので問題ないと言う掲示物が貼り出されていました。
『えっ? コーヒー用ミルクにトランス脂肪酸??』と、しっくり来なかった私は
それから調べて非常にショックを受けたんですが…実は、コーヒー用ミルクや
フレッシュと呼ばれている『小さなミルク』は、ミルクではなかったのです…
このミルク風に仕立てられたコーヒー用ミルク…実はフレッシュさのかけらもない
植物油に水を混ぜ、乳化剤などの添加物で白く濁らせミルクの様にしたもので
生クリームだと勘違いしている人が多いようです…私も、その一人でした…残念・無念…
トランス脂肪酸は脳梗塞や心臓病のリスクを高め、発がん性を持ち、
アレルギーや免疫力の低下まで引き起こす怖い物質で、海外では規制のかかっている
国も少なくありません…それなのに日本では…
WHO(世界保健機関)とFAO(食糧農業機関)では、食事からのトランス脂肪酸の摂取を
極めて低く抑えるべきであり、最大でも一日当たりの総エネルギー摂取量の1%未満と
するように勧告しています…それでも日本の場合は個々の含有量すら表示されていない為に
気をつけることすら出来ないのです…
企業優先で消費者が後回しになっている国の政策を感じずにはいられませんが
これって安全保障問題とも重なってしまって、やはり『国民不在』を痛感させられるのでありました…
とりわけ、トランス脂肪酸に注意する事が必要だと分かっていた私ですら気付けずに
ミルク風油をを本当のミルク(牛乳)だと信じていた自分のバカさ加減に呆れてしまいます
これくらいの量なら問題ないと思っていても、また、国の規制がなくても
企業の側から自主的に情報開示して、選択の判断を消費者に委ねて欲しいものです…
切に切に…m(_ _)m
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