ティータイム

騒音を快音化し、癒し空間に変えてしまうスピーカー

2017-7-19 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

7月9日放送の未来EYES『立命館大学情報理工学部』の回、ご覧になられましたか? 取り

扱われたのは『超音波スピーカー』という謎のスピーカー。音が広がってしまう普通のスピー

カーとは違って、超音波の『音が真っ直ぐ進む性質』を利用して、『ここだけで聞こえる

スピーカー』を生み出したのです。

 

西浦教授は単独では聞こえないはずの音が、音を重ねることによって聞こえることに気付き、

線だった音を点にできるのではないかと思われたそうです。文明の進化とともに、自然界の

音だけでなく機械の音や壁に囲まれることで発せられる音など、騒音も大きなストレスの

もとになっている昨今。騒音に関する苦情は年間1万6,490件にも上るそうで、住民同士の

トラブルも後を絶ちません。

 

日常生活の中で、自分の好きな音だけが鮮明に聞こえたら、どれほど心地よい社会になる

ことでしょう。立命館大学情報理工学部の西浦教授が取り組む「超音波スピーカー」は、

スピーカーから超音波を使いヘッドホンなどがなくても耳元でのみ音が聞こえ、音の届く

範囲を制限することを可能にしました。

 

この「超音波スピーカー」、立命館大学で取り入れられている様子が映されましたが、既成

概念が邪魔してか、異様な感じ…。ホールの中では、激しいよさこいダンスをする人たちと

コアトレーニングに集中する人たちが、同時に真横で活動していたのです。本来はお互いの

音が気になって練習どころではないはずなのですが「超音波スピーカー」を使うことによって

音が聞こえる空間を分けているのです。共存する他の人に音の迷惑をかけることなく使える

スピーカー。音の聞こえる範囲をコントロールするという夢の様な技術…色々な可能性が見え

てきそうです。

 

西浦教授の理想の未来とは何かと尋ねられると「音によるストレスを減らしたいと思う」と

答えられていました。その思いから生み出されたのが「快音化スピーカー」。この快音化

スピーカー、耳ざわりな騒音に、別の制御音を加えることで快音に変えることができるの

です。たとえば昆虫の高音の鳴き声が騒音なら、テレビ放送終了後の『砂嵐』といわれる

画面から出ているような音を基に設計した制御音を加えます。すると、不快な音ではなく

なるということが、心拍数や官能評価による実験で確認できました。

 

西浦教授は「文明の発展が騒音の発展ではいけない」と話されていました。疲れた時…

休みの日ぐらい…『静かに過ごしたい。』『好きな音で癒されたい。』そんな願いも、

簡単に叶えられる時代がやってくるのかもしれませんね。

 

 

  

 

 

 

 

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1972年…沖縄返還…変わらない軍事…

2017-7-18 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

NHK BSプレミアムプレミアム7月11日放送のアナザーストーリーズ 運命の分岐点 「沖縄

返還 運命の1日」ご覧になられましたか?

 

第二次世界大戦の講和条約で、1951年に署名された日本との平和条約では、アメリカ合衆国

の施政権下に置かれるものとされ、1952年4月に発効。アメリカは琉球政府を置き、公選の

議員で構成される立法機関を設けるなど一定の自治を認めますが、最終的な意思決定権は

アメリカが握ったままとなりました。

 

1950年6月朝鮮戦争、1960年ベトナム戦争がおこるなど、東西冷戦が過熱する中で、アメ

リカにとっての沖縄の扱いは施政権下においての自治から、ソ連や中国、北朝鮮などの東側

諸国に対しての抑止力を持った軍事基地、そしてフィリピンやタイの基地と並ぶベトナム

戦争の爆撃機拠点および後方支援基地としての重要性を担っていきます。

 

アメリカ軍はその間にも施政権の下に各地に基地や施設を建設し、問題となるアメリカ軍

兵士による悪質な事故、殺人を含む事件が頻発し県民の死傷者も相次ぎました。このころ

から県民はアメリカの施政に落胆し本土復帰(日本復帰)を訴え、県民有志は「島ぐるみ

闘争」といった抵抗運動を起こし、1960年には沖縄県祖国復帰協議会(復帰協)を結成。

 

1969年に行われた日米首脳会談で、ベトナム戦争終結とアメリカ軍のベトナムからの撤退を

公約に掲げ前年の大統領選挙に当選したニクソン大統領が、ベトナム戦争の近年中の終結を

考えて、安保延長と引き換えに沖縄返還を約束しますが、公選の行政主席である屋良朝苗や

復帰賛成派の県民の期待とは裏腹に、アメリカ軍基地を県内に維持したままの「72年・核

抜き・本土並み」の返還が決定し1971年沖縄返還協定調印、その後・・・。

 

1972年5月15日午前零時、アメリカ統治下にあった沖縄は、27年ぶりに日本に復帰しました。

東京では首相・佐藤栄作が歓喜の涙。戦争で奪われた領土が、戦争を経ずに戻った歴史的

快挙。新聞各紙が歴史的瞬間とたたえたその時、沖縄では何が起きていたのか?戦場カメラ

マンが捉えた44枚の貴重な写真から、アナザースートリーズ…知られざる運命の1日が読み

解かれていきます。

 

復帰当日、石川文洋がカメラで捉えた小学校での授業の様子。そこには、先生すら予想も

しなかった現実を見る子供たちの目がありました。丁度、クラスの子がアメリカ軍の車に

よる交通事故で亡くなり、日本の裁判を受ける事もないまま片づけられてしまうという事が

あったばかりで、黒板には「アメリカ軍はでていかない。きちはそのまま残る。」という

文字が書かれていました。

 

戦争をもって奪い返すというのではなく沖縄が日本に戻った事は本当に喜ばしい事でしたが

そんな一言では語れない沢山の事、沢山の思い、解決されない問題の山積みを感じました。

…そして、今もなお、軍事と離れられない…未だに本当の平和を取り戻せない沖縄で暮ら

される人たちの事を思うと、本当に気持ちが重くなってしまいました。見られて良かった

です。 しっかりと心に刻んでおきたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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『物語』・・・詩集『道しるべ』より

2017-7-14 NEW!
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『物語』

 

命を与えられた主役が登場する

そして、課題が与えられる

 

最初の分岐点

 

課題を無視するか、手をつけるか

 

いずれにしても、課題の登場によって環境が変化する

そして、次の選択肢を迫られる

 

第2の分岐点

 

自力で進むか、他者と協力するか

 

いずれにしても、何かしら、経験として、知識となる

どちらも、決して無駄にはならない

やがて、これまでの結果が迫ってくる

 

最後の分岐点

 

この行き先は、主役でも決められない…

良い結果が良いのか、悪い結果が良いのか

 

そして、物語は終わっていく

 

生きていく中で、幾つもの物語が生まれ、記憶の図書館に飾られていく

それでも、全く同じ物語などない

 

だから…

名作と呼ばれなくても、納得できる物語を残したい

与えられた命だからこそ、自分で選択し、歩いて行きたい

 

どんな分岐点であっても、必ずゴールは同じ

主役の未来へと繋がっている…


 

               詩集『道しるべ』より

 

                          

 

 

 

 

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シェアリングエコノミーで「おすそ分け」「勿体ない」の魂を呼び起こす

2017-7-13 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

SENSORS(テクノロジー×エンターテインメントメディア)という番組を御存知でしょうか?

先日、その番組で「シェアリングエコノミーの可能性」が取り上げられ、ゲストに橋正巳

さん(Uber Japan)と重松大輔さん(スペースマーケット)が招かれ対談が行われました。

 

Uberはスマホボタンから車を呼べるサービスのアプリです。最初は発案者の友達100人限定

でサービスを開始し、徐々に口コミで広がっていったそうです。Uberのドライバーさんも

同様に、好きなときに好きなだけ働けるメリットが話題となり、プラットフォーム上の需要と

供給が両方広がっていくことで、使い勝手が良くなっていったそうです。

 

現在は世界450以上の都市で利用可能で、どこに行っても設定を変えることなく使えるさうで

す。日本ではいわゆるハイヤーやタクシーの配車サービスを提供していますが、海外では

ライドシェアリングが非常に一般的とのこと。これは地域の住民があらかじめ登録しておく

ことで、空いている時間にドライバーとして参加できる仕組み。台数も多いため、呼んでから

3〜4分で車が来てくれてかつ、安いコストで移動できるらしいのです。

 

さらに普及が進んでいる地域では、同じ方向に向かう人同士のマッチングも行っており、目的

地に割り勘で行け、コストもかからないのです。他人の車に乗ったり乗せたりするのは…と

いうのもありますが、それを解消する為に評価の仕組みもありました。

 

乗車が終わると、乗客とドライバーは相互に評価する仕組みになっており、それが良い意味の

緊張感を生み、車内の同じ空間を共有する者同士が心地よく居られるようになる。おのずと

サービスレベルが上がっていくらしいのです。

 

一方、スペースマーケットは、あらゆるスペースを簡単に貸し借りできるプラットフォームの

サービスを展開しています。具体的には一般的な会議室から結婚式場、映画館やカフェ、

更には寺や廃墟ビル、島まであらゆるスペースが登録されています。サービス開始から3年に

なりますが、現在は1万以上のスペースを取り扱っているそうです。

 

「シェアリングエコノミー」は、個人・企業が持っている遊休資産の貸し借りを仲介する

サービスを指しています。遊休資産が内包するのは稼働していない物や場所から、人やスキル

まで幅広くあります。今までは「いけいけドンドン」でモノをたくさん作ってきましたが、

今後は作る時代から使う時代へもっと変化していくべきで、その意味でシェアリングエコ

ノミーはすべての根底にあるというのです。

 

シェアリングエコノミーは使ってみてはじめて良さが分かるサービスも多いそうです。日本の

歴史や文化を振り返ると、実は昔からシェアしてきた民族だというのです。昔は長屋に住んで、

物の貸借りも日常茶飯事で行われていました。「おすそ分け」という概念はその最たる例なん

だと。

 

それが近代化されていくなかで、知らない人同士だと不安という価値観が強くなっていきま

した。「変なところに連れていかれたら困る」「乗せた人に襲われたら…」そんな心配は

普通に抱いてしまう時代です。それをもう一度TwitterやFacebook等のテクノロジー等も

活用し、透明性を高めながらお互いに安心して共有できるものにしていこうというのです。

 

もう一つは「もったいない」という考え方。この概念は英語には訳せない、日本人固有の考え

方、価値観だと思います。無駄をなくしていく観点でも、日本にはシェアリングエコノミーの

素地があるのではないかと話されていました。体験の数が圧倒的に足りていないのが事実で、

初回利用のハードルさえ超えれば、必ず便利さに気づき、広がっていくはずだというのです。

 

シェアリングエコノミーのサービスは一方向では成り立ちません。「協働消費(collaborative

consumption)」という言葉がありますが、共に消費を作り出していく。日本は互いにケア

し合う価値観があるので、仕組み自体は向いていると…。今ではすっかり広がっているメル

カリ…他にも様々なものが登場してきていますが、安心して利用できるのなら・・・

『おすそ分け』も『勿体ない』も活かしていきたいですよね。是非是非!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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大量虐殺とも言えるセウォル号沈没事故から思うこと

2017-7-12 NEW!
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7月4日放送のアナザーストーリーズ『セウォル号沈没事故~生死を分けた101分~』ご覧に

なられましたか?まだ記憶に新しい2014年4月16日、日本の至近距離で起きたセウォル号

沈没事故。亡くなった乗客の大半が修学旅行中の高校生という、とても悲しい事故で、韓国

史上でも最悪の海難事故でした。

 

そんな事故から3年が経とうという今年3月、船から事故発生を知らせた音声記録が初めて

公開されました。混乱する船員を尻目に、冷静にSOSを発したのは、なんと船員ではなく

16歳の高校生。信じ難い船員や救助隊の対応…事故から沈没までの101分のドキュメント

です。

 

当時16歳の高校生チェ・ドクハは、船内放送で『心配ないから指示があるまでその場を動か

ないように』とあったにも関わらず、危険を察知し、自ら携帯電話でセウォル号からの最初

のSOSとなる緊急連絡を行っていました。船員も含めた周りの大人たちがパニックになる中、

冷静に状況を伝え救助を求める少年。このSOSのおかげで救助隊が駆けつけることになり

ますが、残念ながらチェ・ドクハさんの命は、奪われてしまいました。

 

不法漁船を取り締まる指導船の航海士、パク・スンギ。現場から40キロ離れていたにも拘ら

ず救助に向かっています。着いた時には沢山の船が、沈みゆく船の周りを囲んでいましたが、

何故か見守っていただけ…。パク・スンギさんは、船の中に人影を見つけると、迷うこと

なく接近し救助を始め、多くの高校生を救っていきました。

 

チェ・ドクハさんの同級生、パク・ジュンヒョクさん。傾いた船の中で、その場に待機する

ように求めた船内放送に従って、彼は助けを待ち続けていました。足元にまで水が来た時、

初めて脱出を決意するも、目の前で出口が水に塞がれ絶体絶命。そんな時イチかバチかで

「とにかく何かやってみよう」と潜ったところ、沈没寸前に船外への脱出に成功し、海に

沈んでいくセウォル号から離れようとしながらも、船から目を離さなかったパク・スンギ

さんに助けられ、最後の生存者となったのです。

 

セウォル号からの船員の通信には『あんな船では全員は助けられない』と入っており、

だから…船員は高校生たちを置き去りにして、先に逃げ出したのか…。駆けつけた救助隊は

高校生と話をしていたにも拘らず、何故辿り着いても直ぐに救助に向かわず、パク・スンギ

さんが先陣を切ることになったのか…。

 

丁度前の週、タイタニックの沈没事故が放送されていただけに、対応の差の酷さに呆れる

どころか怒りさえ覚えたのでした。

 

最後に助けられたパク・ジュンヒョクさんは今年20歳。沈みゆく船の乗組員や救助を求め

られた救助隊が役割を果たせなかった事を目の前で見、命で知ることになった青年は、

最後にこんな事を言っていました。

 

『少なくとも自分が出来ること、責任を果たさなければならないことが、

                           出来る人間になりたい』

 

大人として…というか、人として、責任を果たせる人でありたいですね。

    特に、未来のある若者の為には、尚更の事として…。


 

 

 

 

 

 

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まるで映画の様に、人工知能が世の中を治める時代が…

2017-7-11 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

NHKスペシャル『天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る』ご覧になられましたか?

2016年3月、グーグルの開発した囲碁の人工知能が、世界最強と言われる韓国人の棋士に

圧勝し、世界に衝撃が走りました。囲碁は、人類が発明した最も複雑なゲームと言われ、

人工知能が人間を凌駕するのはまだ10年はかかると言われる中での出来事でした。

 

そして、今年春、今度は、将棋界の最高位・佐藤天彦名人と最強の人工知能が激突する電王

戦2番勝負が行われました。人工知能の前に、これまで屈してきたプロ棋士たち。最後の

牙城だった佐藤名人も完膚なきまでに叩きのめされてしまったのです。

 

番組では、既に現実社会に進出し、人工知能が人間に代わって判断を下している…そんな

様子が紹介されていました。

 

名古屋のタクシー会社では、客がいる場所を指示する人工知能を導入、客の数を大きく伸ば

しました。携帯の位置情報やタクシー会社の乗降記録、気象情報等を人工知能に学ばせると、

導入前より客を乗せる率が、20%もアップしたそうです。金融市場も80%が人工知能に任さ

れる様になり、トレーダーは、人工知能の予測を見守るだけ。物凄いスピードで売り買い

され変動するスピードに人間ではついていけないのです。もはや、マネーゲームの勝ち負けは、

どれだけ優秀な人工知能を持っているかが鍵になっているとか…。

 

また、恐ろしい事に、人工知能が、人間を評価するという事態も起こり始めています。シン

ガポールのバス会社では、事故を起こす危険性の高い運転手を人工知能が見つけ出し、アメ

リカでは、過去の膨大な裁判記録を学んだ人工知能が、被告の再犯リスクを予測し、それを

基に、どれくらい服役させるかを決める判断材料にしているそうです。日本の企業…離職率

の高い医療事務でも、社員が記した文章から「辞めたい」と考えている可能性を人工知能が

判断し、退職の予兆がある人を察知するというシステムを導入しています。

 

見終わって怖く感じたのは、番組の中でも触れられていたブラックボックスのお話。『なぜ、

人工知能が、その様な答えを導き出したのか』…その理由を知る事が出来ないという事。

ブラックボックスの中を見られない状況で、人工知能の出す答えに、どう対処し、どう使い

こなして行くのか?

 

映画の世界ではないけれど、人間が「共謀罪」という条件を与え、人工知能があらゆる情報網

から危険を察知し、犯罪が行われる前に極刑にしていく…そんな映画の世界の出来事が起こり

得るかもしれない…。昔、映画の中で人工知能が語っていたこと…『人間は地球を滅ぼす

ウィルスだから、駆除する必要がある』と…。

 

羽生さんは最後にこんな事を言われていました。正確ではありませんが、その辺はご了承

ください…。

 

『いくら人工知能が提言しても、それを採用するかどうかは、人間が判断する…。

  だからこそ、判断しなければならない人間のレベルアップが急がれ、求められる…。』
 

 

 人工知能…AIと、人間の共存の仕方・・・ボーッとしているうちに、気付けば殆どはAIに

よって動かされる社会になっているのかもしれませんよ・・・

 

 

 

 

 

 

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『空気のように』・・・詩集『道しるべ』より

2017-7-10 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

『空気のように』

 

ふんわり

のんびり

ゆったり

 

ぐうたらも良いじゃない

 

テキパキも良い

スピーディーも良い

ハッキリ、 スッキリも良いけど・・・

 

そうでなくたって良いじゃない

 

自然に浮遊する空気のように

目立たなくても、柔らかい生き方は素敵

 

帰りたくなる・・・心安らぐ故郷のように

 

ふんわり

のんびり

ゆったり

 

         詩集『道しるべ』より

 

                                       

 

 

 

 

 

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磁場消滅で、いつ氷河期が起こってもおかしくない時代に?

2017-7-6 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

NHKBSプレミアム6月15日放送のコズミックフロント『地球を守る見えざら盾 磁場消滅

の脅威』ご覧になられた方はおられますか?ここ数年、地球の磁場に異変が起きており、

場合によっては、かつて殆どの生物が絶滅した大氷河期がやってくる可能性があるという

怖いお話。番組の中ではハッキリ氷河期という表現は、していなかった気もしますが…。

 

そもそも、なぜ「氷河期」が起こるのか?これは大きなスケールで起こる氷河期につい

ても、氷河期の中で起こる、より小さな氷期/間氷期の繰り返しについても、いまだ議論

されている問題で、ハッキリしていないらしいのです…。

 

それはさておき、磁場は宇宙から降り注ぐ有害な放射線や太陽風から生命を守る見えざる

盾となってきたらしいのです。人工衛星の最新の観測で、その磁場がここ数年急速に減少

していることが判明したらしいのです。減少が続き磁場が消滅すれば、大規模な気候変動

が起こり、現代社会に支障が出ることも懸念されます。

 

地磁気が弱まる事により、それまではローレンツ力によって弾かれていた宇宙線の大気

圏内への入射量が増え、粒子の飛跡が電離して、それを核として大気圏内の過冷却水蒸気

が凝結して雲の形成が増加し、太陽光が受けられなくなることで加速度的に寒冷化すると

考えられているのです。つまり氷河期?

 

磁場消滅の脅威に立ち向かえるのか、磁場発生のメカニズムに迫る最新の研究も踏まえ、

世界各国で進む磁場研究の最前線に迫る番組…。NHK総合のNHKスペシャルでやっても

良いのではないかと思われる様なホットなお話でした。

 

もともと科学番組として放送されているコズミックフロントだけに、地球上の磁場の異常

な様子も、磁場が如何にして変貌していくかというメカニズムについても、分かりやすく

解説され、とても面白く見る事が出来ました。

 

地球温暖化も怖いし、武装化が進む世の中も怖いし、更に地殻変動に磁場消滅…氷河期

の恐怖って、大変な時代に遭遇してしまったものです。もしかしたら貴重な歴史を目撃

する事になるのかもしれませんが、それと引き換えに…その後がなくなるのは・・・

残念ですねぇf^_^;

 

理不尽な出来事も多く、傲慢な国の主もあちらこちらに存在し、憤りを覚える事も数多く

ありますが、とりあえず!!  悔いのない様に、自分の生き方に納得のできる様に、1日1日を

大切にして…限られた時間を有意義に生きたいものですね。
 

 

 

 

 

 

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たまたま?料理ネタのドラマ集結??それも、ひと昔前???

2017-7-5 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

NHK土曜時代ドラマ、江戸時代を背景にした『みをつくし料理帖』、これまたNHKの土曜

ドラマで、やはり江戸時代を背景にした『幕末グルメ ブシメシ』、そして、もう1つは、

WOWOWの連続ドラマWで、『宮沢賢治の食卓』、まだ他にもあるのかも知れませんが、

たまたま、どれも気に入って見続けてしまっている次第です。

 

みをつくし料理帖は、最後にドラマとは別の料理教室まであったりして、何ともユニーク。

残念ながら次の土曜日に終わってしまいますが、続きがあれば、また見たいとも思ったので

あります。思わず『みをつくし献立帖』まで買ってしまったりもして…。

 

 

ブシメシは、まぁ、コメディの様な番組で、夢中になって見るほどのものでもありませんが、

肩に力も入らず、何となく楽しめる番組。料理と心の関係をコミカルに描いている感じです。

 

最後にWOWOWの連続ドラマW『宮沢賢治の食卓』。原作は、コンビニ向けのアンソロジー

コミック『思い出食堂』に収録されているグルメマガジンシリーズで、魚乃目三太さんの

同名コミックスを基にしたストーリーとのこと。主演の鈴木亮平さんの熱演も相変わらずで

、宮沢賢治ネタだけあって、なかなか面白いです。

 

宮沢賢治は『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』『ポラーノの広場』『グスコーブドリの伝記』

等など、作品自体にはもちろん人気がありますし、人となりについてもかなり興味いことが

多い様で、本人主役のドラマは珍しく、楽しく見させて頂いております。

 

このドラマは賢治が稗貫郡立稗貫農学校教諭として生活する中での出来事が多く描かれて

おり、妹のトシが結核で亡くなるまでが描かれるのではないかと…。まあ、タイトルに

『食卓』が付いていますが、これは大した意味はない?ようで、普通に良くできています。

 

そう言えば、料理ドラマついでに、宮沢賢治さんは、童話集として『注文の多い料理店』

と言うものも書かれている様で、今後、こんな料理ドラマの展開に伴って、また、ドラマ化

されちゃったりも…するんでしょうかねぇ?
 

 

  

 

 

 

 

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スマホに釘付けな人には気付けない世界…辿り着けない優しさ…

2017-7-4 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

先日のNHK『足元の小宇宙 絵本作家と見つける『雑草』生命のドラマ』ご覧になられまし

たか?京都・嵯峨野の里山で、甲斐という名のおばあちゃんが、人に話しかけるように

雑草たちと触れあい、語りあう…そんな懐かしくて穏やかで温かくなれる番組でした。

 

 

ノゲシが風に乗せてタネを飛び散らす様子を、甲斐さんは『綿毛の舞い舞い』と呼んでい

ました。そんな表現をされると、可愛い小動物の様に見えてしまうから不思議です。そんな

植物達のことを、甲斐さんは『この人』とか『彼』等と呼んで笑顔で話されていました。

 

 

朝早くから野道を歩き散策することで見つけられた、自然からのご褒美。それは、葉が

吐き出す水玉が、朝日を受けて赤・黄・青と様々に変化する“虹色に輝くキャベツ畑”。

甲斐さんは、日の出前からそのご褒美をもらう為に空き地に足を運びます。

 

 

普段、見過ごしてしまう自然の中には、数えきれないほどの小さな命がひしめき、生命の

ドラマを繰り広げています。日々、のっとりや巻きつき、一発逆転と、戦国武将さながらに

それぞれの戦略で空き地の覇権争いを行なっている植物達…。ハイスピード撮影された

映像は、そんな植物達の独自の動きを映し出していきます。

 

 

甲斐さんは、草をかき分け、地面に寝転がって、同じ目線になって植物と会話しています。

「植物と人間という違いはあるけど、生きものとしては同じ」と語る甲斐さん。

 

85歳ながら今も現役で活躍される絵本作家、甲斐さんは、スケッチを始めると5時間、

6時間と夢中になって正確な描写を行なっていきます。うまく描けない時は、植物に向かっ

て『ごめんね』と謝られる姿も、何とも微笑ましく、植物への愛情の深さが感じられました。

 

いつもニコニコしながら自然の植物達と触れあい、語りあう甲斐さんは、本当に幸せそうに、

甲斐さん自身も生き生きとされていました。語らいの場や会議中、電車の中や歩行中まで

スマホばかりに目を奪われて、自然や足元に目をやることがなくなった昨今。

 

大切な物…大切な事…忘れてしまっているような…。そんな私たちだからこそ、意識して

自然に目を向ける、歩く時は道端に目を向けるゆとりを持って生きていきたいですね。

『生かされている』のは自分だけではなく、『頑張っている』のも自分だけではない事…

そんな事に気づくだけでも、甲斐さんの見える世界に少し近づけるような気がしました。 

  

 

 

 

 

 

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