第55回日本生物物理学会年会

若手奨励賞招待講演

日本生物物理学会は,2005年度より年会において生物物理学の発展に貢献しうる若手会員の特に優秀な一般発表に対し,「日本生物物理学会若手奨励賞」を授与しています.これまでの受賞者は、日本生物物理学会のウェブサイトに紹介されています.また,2016年度より,若手会員の優秀な一般発表に対し「若手招待講演賞」も授与しています.本年も,大学院生,博士研究員,若手の助教など,多くの若手研究者の両賞への応募をお願いいたします.
若手奨励賞および若手招待講演賞の詳細は、日本生物物理学会のウェブサイトをご確認ください。

1. 応募対象者

年会において,生物物理学の発展に貢献しうる一般演題を発表する優秀な本会会員(入会手続き中を含む)であり,以下の条件を満たす者.

(1) 応募年の4月1日に35歳以下または学位取得後8年以内の者. 出産や介護等の期間がある場合は,応募年の4月1日に37歳以下または学位取得後10年以内の者.
(2) 演題の筆頭著者として発表申し込みを行い,実際に発表する者.
(3)  過去に「日本生物物理学会若手奨励賞」あるいは「若手招待講演賞」を受賞している場合は,受賞内容に関する総説か原著論文を本学会欧文誌(Biophysics and Physicobiology)に掲載した上で,別内容の成果を発表する者.

賞の審査対象は、同年の年会に発表申し込みをされた一般演題の内容です.「若手奨励賞」あるいは「若手招待講演賞」を受賞した場合,原則2年以内に,受賞内容に関する総説か原著論文を本学会欧文誌(Biophysics and Physicobiology)に投稿いただくことが義務づけられています.学生会員の場合,「若手奨励賞」と「学生発表賞」の両方に応募することが可能です.若手奨励賞/若手招待講演賞に応募資格のある理事は、理事会における賞の選考過程に関わりません。

2. 申し込み手続き

「日本生物物理学会若手奨励賞」および「若手招待講演賞」への応募者は,一般発表の申し込み手続きの際に,日本生物物理学会のウェブサイトの応募フォームをもとに応募書類を作成し,pdfに変換した上で年会の演題登録サイトからアップロードしてください.応募は一人一件に限ります.学生会員で,若手奨励賞/若手招待講演賞と学生発表賞の両方に応募する場合,必ず学生発表賞の申し込み手続きも行ってください.若手招待講演者として選ばれた場合は,「学生発表賞」への応募は自動的にキャンセルされます.応募締め切り後,事務局から受け付け通知メールを送ります.締め切り後1週間を過ぎても通知メールが届かない場合は,事務局(bsj@nacos.com)までご連絡ください.

3. 研究分野

1. 蛋白質の構造と機能 2. 蛋白質の物性 3. 核酸 4. 細胞生物的課題
5. 光生物 6. 筋肉 7. 分子モーター 8. 生体膜・人工膜
9. 生命情報科学 10. イメージング・計測 11. 脳・神経 12. その他

4. 選考

一次選考においては、若手奨励賞一次選考委員が、提出していただいた書類をもとに10名程度の候補者を選定します。候補者には「若手招待講演者」として、年会1日目の「若手招待講演シンポジウム」で口頭発表していただきます。招待講演者の発表は7月中旬に年会および学会ウェブサイトにて行います.二次選考においては、若手奨励賞二次選考委員によって「若手招待講演シンポジウム」における口頭発表が審査され、5名以内の「若手奨励賞」の受賞者を決定します。若手奨励賞に選ばれなかった招待講演者には、原則として「若手招待講演賞」を授与します。若手奨励賞一次選考委員、および、若手奨励賞二次選考委員は学会員から選ばれ、日本生物物理学会理事会において決定されます。

5. 表彰

「日本生物物理学会若手奨励賞」の発表と表彰は年会の懇親会で行います。「若手招待講演者」については、年会の懇親会は招待とし、懇親会参加費をお返しします。受賞者には賞状と記念品を贈呈します。「日本生物物理学会若手奨励賞」「若手招待講演賞」の氏名と演題は、日本生物物理学会のウェブサイト上で公開します。

6. 申し込み期間

年会における演題登録と同期間で4月27日(木)から5月26日(金)までです.ただし,演題登録の締め切りを延長した場合は,若手奨励賞の申し込み期間も延長します.

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