第55回日本生物物理学会年会

市民講演会

高校生、大学生、一般市民を対象とした講演会(参加費無料)を開催いたします。
講演は日本語で行います。

日 時 平成29年9月18日(月・祝)
開場13時30分、開演14時、終演16時
会 場 くまもと県民交流館パレア会議室1
(〒860-8554 熊本市中央区手取本町8番9号 
 テトリアくまもとビル9階、
 市電「水道町」電停下車すぐ)
主 催 第55回日本生物物理学会年会実行委員会
共 催 熊本大学薬学部
参加費 無料(どなたでも自由に参加できます)
テーマ エンジョイ!サイエンス ~生命を観る・守る最前線~
世話人 安永 卓生(九州工業大学大学院情報工学研究院)
山縣 ゆり子(熊本大学大学院生命科学研究部)

プログラム ※日本語での講演となります

「見えないものを観る ~からだの中の分子のはたらき~」

原田 慶恵教授(大阪大学・蛋白質研究所)

私たちのからだをつくるたくさんの細胞。それぞれの細胞では、さまざまなタンパク質分子が働いています。ちょっと工夫をして、顕微鏡でのぞいた小さな小さなタンパク質分子たちが働く世界を紹介します。


「ウイルスは宿主細胞のクロマチン構造を変化させるか?~感染症との関わり~」

今井 由美子プロジェクトリーダー
(医薬基盤・健康・栄養研究所・感染病態制御ワクチンプロジェクト)

ヒトのDNAの総長は2m程ですが、ヒストンタンパク質と複合体を形成してクロマチン構造をとって、細胞の核の中に収納されています。今回、ウイルスが宿主のクロマチンの高次構造を変化させる仕組みや、感染症との関わりについてお話ししたいと思います。

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