ティータイム

パン職人…その2『自分のパンを広げる』

2016-12-22 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

昨日の『僕だけのパン』に続いては、自分のパンを世界に広げようとするパン職人の

ご紹介。12月15日放送のカンブリア宮殿『無添加の焼き立てパン屋が全国で急増中!

異色の「5日で開業できる」手法の秘密』ご覧になりましたか?

 

パン消費量が増え続ける一方で、いわゆる「町のパン屋」の廃業が相次いでいるとの事。

昨日の話ではないけれど長時間労働が当たり前とされる厳しいパン職人の世界を若者が

敬遠し、後継者が育たないためだというのです。そうした中、注目を集めているパン屋、

それが今回の主役です。

 

無添加パンを、焼き立てで提供し、岡山では最も高い売り上げを誇る人気店の『おかやま

工房』ですが、注目される理由はそこではありません。なんとこのお店、たった5日間で、

パン作りのノウハウを身につけられる(リエゾンプロジェクト)研修講座を開き、その

卒業生が全国各地で次々と開業、その多くが人気店に育っているというのです。

 

愛媛県伊予市の山間の町に、無添加の手作りパンを売りにしたパン屋が去年9月、開業し

ました。この町は、人口5,000人ほどの過疎地域で、以前あったパン屋は廃業してなく

なっていたため、地域住民たちは大喜び。さらに、味もいいと評判になり、昼にはパンが

売り切れてしまうほどの人気となっていました。

 

そんな人気店のオーナー伊藤洋一さん(44歳)は、4人の子供と妻の6人家族。「自然の

中で子育てしたい」と2014年にカメラメーカーを辞め、東京から移住してきたというの

です。実は、伊藤さん、パン作りは全くの素人でしたが、5日間の研修講座に参加し、

ノウハウを身につけました。今、この講座は大人気で、実は東京など都心部でも卒業生

たちが次々と開業、その数は全国120店舗以上になっています。

 

無添加、焼き立てを売りにした岡山市で人気ナンバー1のパン屋さん。それでも、オー

ナーの河上さんは、「今はパン作りを人に教え、開業を手伝う方が面白い」と話しま

した。そんな河上さんの活動は、国内だけでなく海外にも広がり、海外店舗も既に11

店舗、今年はロサンゼルスにも研修センターを開いたそうです。

 

いつもの村上龍さんの編集後記から

『苦労して名を成した職人は、「簡単に真髄がわかってたまるか」そう思いがちだ。

河上さんは違う。休日なし、睡眠時間3時間、恐ろしく過酷な環境で修行したのに、

執着も郷愁もなく、「5日間でパン職人に」というアカデミーを創設した。「時代も

違うし、機械・器材も進歩してますから」あっさりと言う。きっと「苦労」はして

いないのだろう。大変だったに違いないが、ワクワクすることも多く、たぶん「苦」

ではなかった。そのクールで民主的な姿勢が、「毎日食べても飽きないパン」を支えて

いる。』

 

社長の金言は・・・

「町のパン屋」が生き残るには楽しく働ける仕組みが必要

 

ついでに座右の銘・・・

新しい挑戦が新しい世界を創る

 

昨日のパン職人は、自分のパンをトコトン追求する事に精一杯で、またその中に喜びを

見出していました。今日のパン職人は、そんなパン職人を増やす為に、売れ筋の基本と

なるパンの製法を教え、パン職人を増やす事に喜びを見出していました…

 

  全く違うけれど、お2人とも、とっても魅力的な人でした。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

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