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零細企業が苦難を乗り越えて再生しようとするドラマ『陸王』

2017-11-1 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

10月15日日曜日の夜9時から始まったTBSの『陸王』ご覧になられていますか?

 

足袋作り100年の老舗が、会社の存続を賭けてランニングシューズの開発に挑む企業再生の物語。

老舗足袋業者「こはぜ屋」四代目社長を演じるのは、15年ぶりの連ドラ主演となる名優役所広司

さん。その他山崎賢人、竹内涼真といった若手注目俳優に、第2話からは倒産経験を持つ元社長

として寺尾聰さんが出演するなど、なかなか豪華です。

 

役所さんが演じる社長は、年々先細る足袋の需要から、熱血銀行マンをきっかけとして、ラン

ニングシューズという新規事業への参入を図っていきます。100年の歴史があるとはいえ、地方

の零細企業にとっての新規事業は苦難の道のり。例によって、将来の見えない会社に対する

銀行の冷たい態度や小さい会社を押し潰そうとする大手企業…。

 

思わず応援したくなる設定は、あの『下町ロケット』を思い浮かべてしまいます。本作品は

埼玉県行田市にある『きねや足袋』という会社をモデルに池井戸潤さんが書かれた小説(2012年

11月には実際に池井戸潤さんが「きねや足袋」を取材)で、『小説すばる』(集英社)に2013年

7月号から2015年4月号まで連載され、2016年7月8日に単行本が刊行、そして、今回のドラマ

化に繋がっています。

 

第1話では役所さん演じる足袋屋の社長に対して「実績のない事業に金は貸せない」と銀行の

一言。第2話では倒産した会社の社長を演じる寺尾さんに対して「倒産するような会社は信用

できない」と大手企業の一言。弱い立場に対するありがちな展開です。

 

たまたま、今、来年行われる大会口座を郵便局で作ろうとしていますが、ゆうちょ銀行は

『実績を提示しろ』と言って来て、すんなり口座を開設してくれません。そもそも、これから

行われる大会の実績なんて、示しようがないではありませんか…。新しく何かを始めようと

する段階で口座を作っていくわけで、実績を積んでからの口座開設だったら、その間の

お金は、どこで管理しろというのでしょうか…

 

・・・とまぁ、愚痴になってしまいましたが、第3話が待ち遠しい今日この頃。悲しいかな、

NHKスペシャルと同じ時間帯に入ってしまうので、暫くはNHKは再放送での録画になるで

しょうか…。私の場合、基本テレビは録画でCMを飛ばしながら見たり、時間がない時は

倍速視聴をしているもので・・・なんとも違った意味でのテレビ人には痛ましい限り…
 

 

 

 

 

 

 

 

 

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