ティータイム

『負けない』『諦めない』『逃げ出さない』ための方法とは・・・

2017-9-22 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

9月14日放送のカンブリア宮殿「途上国から世界に誇れるブランドを!女性起業家が挑む新た

なビジネス」の回、ご覧になられましたか?今回は、特に素晴らしかったですよ!!

 

ファッションの発信地、横浜の元町に評判のバッグ屋があるそうです。そのお店こそ、今回の

主役【マザーハウス】。「軽くて、色合いが美しい」「高級感があるのに値段がリーズナブル」

客を魅了するのはそのクオリティの高さと値頃感。このバッグ、タグを見ると全てバングラデ

シュ製。アジア最貧国と言われる途上国で製造された商品なのです。

 

マザーハウスの社長、山口さんは、途上国の生産にこだわり、かつ上質なモノづくりを掲げて

います。貧しい途上国の人達に世界に通用する一流の技術を伝え、『途上国からも世界に誇

れるブランドを…』作り上げようとしていました。『途上国にも豊かになって欲しい…』

そんな思いがそこにはありました。

 

山口さんの工場では、通常行われる分業制ではなくて、テーブル制にして、1人1人が全ての

工程に携わることで、分業では得られない生きた技術の習得を目指しているのです。番組では

触れられませんでしたが、ということはつまり、意識の高い者は、独立して自分の力で前に

進む事ができるという事でもあるのです。工場の中は空調などの環境を整えるばかりか、無料

で栄養ある食事まで提供していました。本当に涙が出るくらい素敵な女性でした。

 

山口さんは小学生時代にイジメに会い、その反動もあって、中学生では非行に走ったそうです。

そんな彼女を変えたのは、柔道との出会い。猛烈な練習の末、全国7位の成績を収め、勉学に

も精力を注ぎ、出身の工業高校からは初となる慶応大学に進学。そして、学生時代にバングラ

デシュに渡った時、途上国の貧困問題にどう自分が向き合えるのか考え始めたと言います。

悩んだ末に選んだ答えは、安い賃金と劣悪な環境で日々を過ごしている人たちと、輝き型を

一緒に見つけたいということでした。即座に大学を編入して2年間現地の大学院にまで進んで

います。

 

マザーハウスはバングラデシュで作るバッグだけでなく、スリランカやインドネシアなどの

途上国でも、ジュエリーなどを生産しています。そして、今、日本のマザーハウスで注目を

浴びているのが高級素材で作るストール。評判の素材は、2015年に大地震が起きたネパールの

繭農家が生産するシルクでした。

 

マザーハウスという社名は、マザー・テレサからヒントを得たと言います。ビジネスと社会

貢献の両立は無理だと言われる中、『誰かがババを引かなくても、上手く行くのでは?』と

突き進んできたそうです。バングラデシュで見つけた1つの麻袋から始まった1歩は、幾多の

苦境・困難に屈することなく、強い信念で今日に繋がっていました。

 

いきなりゴールを意識していたのではできなかったけれど『昨日よりは一歩前に進もう』と

いう姿勢で頑張って来れたそうです。それは、いじめから立ち直ろうとした時、いきなり教室

に入るのではなく、「今日は校門まで」「今日は下駄箱まで」といった、少しずつでも前に

進んだことで勝ち取れた経験がくれたもの…。

 

諦めそうになった時は『持っているカードを出しきったかな』と考えて、『まだ、できること

がある』と諦めずに頑張って来れたとか…。そんなマザーハウス代表、山口さんは全国各地から

講演会の誘いが頻繁にあるそうです。その聞き手は、女性が大半で、どの講演会も客で埋め尽く

されるとか。山口さんが語るのは、歩んできた苦難の道、そして、自分自身を鼓舞する信念です。

 

【世界で最も影響力のある100人】というのがありますが、山口さんもそんな一人に相応しい方

の様な…。いやぁ、本当に凄い人でした!! 映像の中では、サインや握手を求められていました

が、私もサインが欲しくなりましたよ…。久々に鳥肌が立つくらい素敵で素晴らしい人に出会え

たので、沢山の良い言葉を書き出して今回は、終わりたいと思います。

 

『輝き型を一緒に見つけたい』

 

『誰かがババを引かなくても、上手く行くのでは?』

 

『昨日よりは一歩前に進もう』

 

『持っているカードを出しきったか』

 

『つらい時間や経験は、絶対に無駄でも無意味でもない』

 

『大事なことは、どこまで続けるかという覚悟』

 

 

 

 

 

 

 

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